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種苗
「種苗〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
種苗の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「みみずのたはこと」より 著者:徳冨健次郎
花卉の種を何円と云う程買う。無論其れ程の地積がある訳でも必要がある訳でも無いが、
種苗店の目録を見て居るとつい買いたくなって買うのだ。蒔いてしまうのも中々骨だから....
「茨海小学校」より 著者:宮沢賢治
した。狐の先生も笑いました。私も思わず笑いました。このわなの絵は外国でも日本でも
種苗《しゅびょう》目録のおしまいあたりにはきっとついていて、然《しか》も効力もあ....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
てていただけの相違なのに過ぎません。 そう言って、老農は、植林も農業も、地味、
種苗、耕作は第二、第三で、作物をわが子として愛するの心、これよりほかによき林をつ....
「百姓弥之助の話」より 著者:中里介山
植民は即ち宗教だという先入主から離れるわけに行かぬ、凡《およ》そ侵略とは根本から
種苗を異にしたものが即ち植民である。 北米と南米とは、どうしてああまで開発の相....
「恐怖の季節」より 著者:三好十郎
らんで、いろんな物を売る。古着や古道具もあれば、新製品や新発明品もあるし、農具、
種苗の類、荒物からナマ物、モットモらしい物からバカバカしい物――たいがいそろって....
「甘話休題」より 著者:古川緑波
ミンツなどという、これは庶民的なキャンディーも売り出された。 これらの菓子は、
種苗などを入れるような紙の袋に入っていた。 小学校の遠足に、それらの菓子が如何....