稲佐山[語句情報] » 稲佐山

「稲佐山〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

稲佐山の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
安吾の新日本地理」より 著者:坂口安吾
の陸地といえば、今度原子バクダンの落ちたあたり若干の平地をのぞいて、道の尾の方も稲佐山の方も、山また山ですね。これを人垣でふさいだ。この人垣は一人一歩の間隔です....
長崎の鐘」より 著者:永井隆
き、妙な爆音を聞いたような気がした。ひょいと頭をあげたら、松山町の上あたり、大体稲佐山の高さぐらいの青空に、一点の赤い火の玉を見た。目を射るほどの光輝はなく、ス....
ロザリオの鎖」より 著者:永井隆
たのを知ったという。私の家の跡あたりにわらびがたくさん芽を出した。これは西の方の稲佐山にあった胞子が降ってきたものであろう。町並みのなくなったのっぺらぼうの丘に....