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稲扱き
「稲扱き〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
稲扱きの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「血曼陀羅紙帳武士」より 著者:国枝史郎
納屋の壁には、鋤だの鍬だの鎌だのの農具が立てかけてあり、地面には、馬盥だの※だの
稲扱きだのが置いてあったが、そのずっと奥の方に、裸体蝋燭が燃えており、それを囲繞....
「山茶花」より 著者:佐左木俊郎
どを売りに、この村へ出入りしていたが、それから三四年姿を見せずにいて、最近また、
稲扱き機械を売りに歩き廻っていた。操三郎は、永いあいだ目をつけていた長作の家の山....
「木綿以前の事」より 著者:柳田国男
が採用せられて、玄米の俵が商品となるまでの間は、稲作作業の終局と考えられたのは、
稲扱きという仕事が済んだことであった。この期間はいわゆる俵藤太在世の頃に起こり、....