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稼穡
「稼穡〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
稼穡の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「神社合祀に関する意見」より 著者:南方熊楠
するは、国のためにすこぶる憂うべし。 近ごろ本邦村落の凋落はなはだしく、百姓|
稼穡《かしょく》を楽しまず、相|率《ひき》いて都市に流浪し出で、悪事をなす者多し....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
ざるなり、子曰く百日の※一日の沢、爾《なんじ》が知るところにあらざるなり、百日|
稼穡《かしょく》の労に対しこの一日|息《やす》んで君の恩沢を楽しむ、その休息日に....
「年中行事覚書」より 著者:柳田国男
神馬を牽いて村々を巡るのも、他の諸社の祭典と共に、さらに重大にしてさらに静粛なる
稼穡の祭の予備の儀式から発達したものではないかと思う。仮にこの推定の如しとするな....