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積り書
「積り書〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
積り書の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「新世帯」より 著者:徳田秋声
んが台所でその後始末をしていた。 新吉はまだ何やらクドクド言っていた。小野の見
積り書きを手に取っては、独りで胸算用をしていた。ここへ店を出してから食う物も食わ....
「石狩川」より 著者:本庄陸男
た。われと思わんものは誰でも入札して宜《よ》かったのだ。設計に対する詳細妥当な見
積り書によって、その審議によって役所側の諾否は決せられるのであったから。
だが....
「五重塔」より 著者:幸田露伴
の経やら論やらを黙々と読み続けられけるが、いよいよ塔の建つに定まって例の源太に、
積り書|出せと円道が命令けしを、知ってか知らずにか上人様にお目通り願いたしと、の....