穎割[語句情報] » 穎割

「穎割〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

穎割の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
岩石の間」より 著者:島崎藤村
は言え高瀬は関わず働き始めた。掘起した土の中からは、どうかすると可憐《かれん》な穎割葉《かいわれば》が李《すもも》の種について出て来る。彼は地から直接《じか》に....
夢は呼び交す」より 著者:蒲原有明
きざしであり、はやくも革新を約束された社会にあっては重圧の土を破る。そして個性の穎割が認められるようになり、外来文化の刺戟ともろもろの発見とを緒として次第に学問....