穴子[語句情報] » 穴子

「穴子〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

穴子の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
卵塔場の天女」より 著者:泉鏡花
が、笊に上げたのを提げて、追縋った――実は、今しがた……そこに一群、鰻、鯰、鰌、穴子などの店のごちゃごちゃした中に、鮒を活かした盤台の前へ立停まって、三傘夫人が....
握り寿司の名人」より 著者:北大路魯山人
題で、第一に素晴らしいまぐろが加わらなければ寿司を構成しない。その他、本場ものの穴子の煮方が旨いとか、赤貝なら検見川の中形赤貝を使うとかで、よしあしはわけもなく....
鱧・穴子・鰻の茶漬け」より 著者:北大路魯山人
用品というのも当たらないかも知れないが、あなごとか、うなぎとかが同じ用に役立つ。穴子 あなごもいろいろ種類があって、羽田、大森に産する本場ものでなくては美味く....
このたび大阪」より 著者:古川緑波
。二十四日 酔後、南のすし屋小政へ。ここも、おどりは売切れで、つまらない。平目、穴子など食う。二十六日 昼食、船場の一平。おどりを主として、すし十何個。赤だしが....