空き缶[語句情報] » 空き缶

「空き缶〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

空き缶の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
振動魔」より 著者:海野十三
ができた。 それは、物体の振動を利用する方法だった。いまドロップスの入っていた空き缶の蓋を払いのけて底に小さな孔をあけ、そこに糸をさし入れて缶を逆さに釣り、鉛....
地獄の使者」より 著者:海野十三
え」 亀之介は、こんどは肯定すると、勢よく煙草をつまみ上げて口へ持っていった。空き缶詰 亀之介を退室させた後、帆村は「どうでしたか」と感想を検事たちに需《も....
大宇宙遠征隊」より 著者:海野十三
これはなんだろう。ねえ三郎」 木曾のさしだしたものを三郎が見ると、それは缶詰の空き缶のようなものであった。しかしそれは、地球で見る缶詰とはちがって、缶の横には....
棺桶の花嫁」より 著者:海野十三
嵐のような土煙のなかに、彼の身体は包まれてしまった。彼は生きた心地もなく、石油の空き缶を頭の上から被ったまま身体を丸く縮めて、落ちてくる石塊の当るにまかせていた....