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空包
「空包〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
空包の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「死後の恋」より 著者:夢野久作
婚費用……三十幾粒の宝石は、赤軍がよく持っている口径の大きい猟銃を使ったらしく、
空包に籠めて、その下腹部に撃ち込んであるのでした。私が草原を匍っているうちに耳に....
「かもじの美術家」より 著者:神西清
一命は貰い受けるぞ。」 だがこれは唯のおどし文句なのでした。二挺のピストルには
空包がこめてあったのですよ。 当時オリョールには床屋がたんといなかったし、いる....