空知[語句情報] »
空知
「空知〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
空知の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「みみずのたはこと」より 著者:徳冨健次郎
る様だ。下富良野で青い十勝岳を仰ぐ。汽車はいよ/\夕張と背合わせの山路に入って、
空知川の上流を水に添うて溯る。砂白く、水は玉よりも緑である。此辺は秋已に深く、万....
「石狩川」より 著者:本庄陸男
か思われない漠然とした土地をにべも無げに指定した。即《すなわ》ち「石狩国札幌郡|
空知郡《そらちぐん》ノ内――但《ただ》シ、地所ノ儀ハ石狩府ニテ差図ニ及ブベキコト....
「田舎がえり」より 著者:林芙美子
なつかしい人の住んでいた町の名であった。懶《ものう》いので横になって啄木を読む。
空知川《そらちがわ》雪に埋《うも》れて 鳥も見えず 岸辺の林に人ひとりゐき ....
「日記」より 著者:宮本百合子
彼の時代の文芸家の中で彼が如何に苦悩多く苦しかったかと云う事を思いやる。 「
空知川の岸辺」は、巧な叙事と旅情の表れである。 夜女子大学の願書を書く。 三月....
「月世界跋渉記」より 著者:江見水蔭
る評判の月野理学博士とによって主唱され、それに両博士の助手が二名、及び星岡光雄、
空知晴次といういずれも中学四年生の少年とで組織されているので、一行は桂田博士が発....
「不在地主」より 著者:小林多喜二
もなく、次の春には雪にうずめられたまま、一家餓死するものが居た。――石狩、上川、
空知の地味の優良なところは、道庁が「開拓資金」の財源の名によって、殆んど只のよう....
「学問ある蛙の話」より 著者:知里真志保
逆流ノ渦川) ※ク(却流ノ大川) ※石狩国雨龍郡 ホロカナイ(却流川) ※石狩国
空知郡 ホロカアシュペッ(却流ノ立川) ※石狩国夕張郡 ホロカユーパロ(却流ノ湯....