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空翠
「空翠〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
空翠の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「蒲団」より 著者:田山花袋
こうも変るものかと思われるほど明るくなって、裏の酒井の墓塋の大樹の繁茂が心地よき
空翠をその一室に漲らした。隣家の葡萄棚、打捨てて手を入れようともせぬ庭の雑草の中....
「黒部川奥の山旅」より 著者:木暮理太郎
る。 三窓の眺望は東に向って「尽きない情緒の喜び」がある、其処には鹿島槍ヶ岳が
空翠|濃かなる黒部の大谷の上、蒸し返す白雲を褥に懐しみのある鷹揚さを以て、威儀|....