空臑[語句情報] » 空臑

「空臑〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

空臑の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
早耳三次捕物聞書」より 著者:林不忘
い――。 三次、ものをも言わずに、出て行った男の跡を踏んだ。 捲《まく》った空臑《からすね》に痛いと感ずるほど、両脚が、太く冷たかった。男は半町ばかり先を行....
釘抜藤吉捕物覚書」より 著者:林不忘
が》めて、濡れ放題の自暴自棄《やぶれかぶれ》、いつしか履物もすっ飛んで尻端折りに空臑裸足《からすねはだし》、勘次は藤吉を、藤吉は彦兵衛を、彦は甚右衛門をと専心前....