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空茶
「空茶〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
空茶の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「売色鴨南蛮」より 著者:泉鏡花
るんですよ、何をするんですよ、お前さん、串戯ではありません。」 社殿の裏なる、
空茶店の葦簀の中で、一方の柱に使った片隅なる大木の銀杏の幹に凭掛って、アワヤ剃刀....
「鳴門秘帖」より 著者:吉川英治
茫とした当惑に立ちつくしてしまった。 すると、坂の中腹、少し平地になった草原と
空茶店から、ひとりの武士、いたちのように顔を出した。 こなたの高札場に立ってい....