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空鼾
「空鼾〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
空鼾の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「菊模様皿山奇談」より 著者:三遊亭円朝
梅「誰が来たろう、清藏ではあるまいか、何だろう」 と態と睡った振で、ぐう/\と
空鼾をかいて居りますと、廊下の障子を密と音のしないように開けて這込む者を梅三郎が....
「敵討札所の霊験」より 著者:三遊亭円朝
っては酒ばかり飲んで居りますが其の夜部屋に這入って寝ますと、水司又市はぐう/\と
空鼾を掻いて寝た振りをして居ります。山之助おやまも寝ました様子でございますから、....
「霧陰伊香保湯煙」より 著者:三遊亭円朝
通り蚊帳を釣って三人の床を展べ、茂之助は仰臥になって横目で二人の様子を見ながら、
空鼾を掻く中に、余の二人もグウー/\と寝て居ます。時々細目に開いては見ますけれど....