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突鼻
「突鼻〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
突鼻の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「石ころ路」より 著者:田畑修一郎
ぐ海ぎわで、崖縁の小路をつたってゆくと一面にまだ黄ばんだままの草地で蔽われた広い
突鼻がある。ひる間、僕は何度もそこへ寝っころがりに行った。草地は厚くて日に温もっ....
「釘抜藤吉捕物覚書」より 著者:林不忘
棋に負けたので、八つ当り気味に、「おらあ好かねえよ。稼業たあ言い条、こんな石場の
突鼻に住んでるなんざあ、気の利かねえはなしだ。まるでお前、なんのこたあねえ。千川....