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窪む
「窪む〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
窪むの前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「婦系図」より 著者:泉鏡花
。」 五十七 「貴下、ええ、お言葉ではごわりまするが、スー」と頬の
窪むばかりに吸って、礼之進、ねつねつ、…… 「さよういたしますると、御門生早瀬子....
「足迹」より 著者:徳田秋声
傍に番している時が多かった。 朝起きると、お庄は赤い襷をかけ、節のところの落ち
窪むほどに肉づいた白い手を二の腕まで見せて塗り壁を拭いたり、床の間の見事な卓や、....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
レッドが南種で、その色主に赤褐で、しばしば額に白星あり、眼※《めあな》の前少しく
窪む、北種はその色主に帯黄|黯褐《あんかつ》で、眼の辺に窪みなし。北欧の諸|小馬....
「仏教人生読本」より 著者:岡本かの子
と。 僻みとは こころの窪みに溜る 垢です 弱い人 偽りかざりたい人の こころは
窪む 真実は 人を落ちつかせ こころを窪ませない 爪に爪が酬い 憎みに憎みが来る....