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「竈馬〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

竈馬の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
源おじ」より 著者:国木田独歩
く燈《ともしび》点《つ》けずや」寂《せき》として応《こた》えなし。 「紀州紀州」竈馬《こおろぎ》のふつづかに喞《な》くあるのみ。 翁は狼狽《あわ》てて懐中《ふ....
四日間」より 著者:ガールシンフセヴォロド・ミハイロヴィチ
工合がわるい。身動を仕たくも、不思議なるかな、些とも出来んわい。其儘で暫く経つ。竈馬の啼く音、蜂の唸声の外には何も聞えん。少焉あって、一しきり藻掻いて、体の下に....