立ち乍ら[語句情報] » 立ち乍ら

「立ち乍ら〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

立ち乍らの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
高島異誌」より 著者:国枝史郎
来るようである。 彼は不思議に思い乍ら、洞穴の方へ近寄って行った。そして其前に立ち乍ら、 「何人でござるな? 呼びなされたは?」 斯う云って声を掛けて見た。....
恩人」より 著者:豊島与志雄
ね。」と云って叔父は一寸躊躇した。 それは丁度たえ子と葉子と二人でピアノの側に立ち乍ら何やら笑い興じている所であった。二人共喫驚したように眼を見開いて彼等を見....