立ち渡る[語句情報] » 立ち渡る

「立ち渡る〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

立ち渡るの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
春の潮」より 著者:伊藤左千夫
毎日|長閑な日和である。森をもって分つ村々、色をもって分つ田園、何もかもほんのり立ち渡る霞につつまれて、ことごとく春という一つの感じに統一されてる。 遥かに聞....
万葉秀歌」より 著者:斎藤茂吉
まわない。 ○ あしひきの山河の瀬の響るなべに弓月が岳に雲立ち渡る 〔巻七・一〇八八〕 柿本人麿歌集 同じく柿本人麿歌集にある。一首の意....