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立つ波の
「立つ波の〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「源氏物語」より 著者:紫式部
くのでないかと源氏は思っていたが、その翌日からまた大風が吹いて、海潮が満ち、高く
立つ波の音は岩も山も崩《くず》してしまうように響いた。雷鳴と電光のさすことの烈《....
「南半球五万哩」より 著者:井上円了
此光景、乱山堆裏一船奔。 (上空からの風は海をまきあげ天地をもゆり動かし、高々と
立つ波の花は帆柱の上にまとう。詩句を求めて試みにこの光景を表現しようとすれば、乱....