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「立作者〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

立作者の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
綺堂むかし語り」より 著者:岡本綺堂
渡した。すると、つづいて番附のカタリをすぐに書いてくれと云った。そうして「これは立作者の役ですから」と、おなじく皮肉らしく云った。我々はすぐにカタリを書いて渡し....
細木香以」より 著者:森鴎外
ず天保十四年に河原崎座が、先に移った中村、市村両座と共に猿若町に移って、勝諺蔵が立作者|柴晋助となった。芝宇田川町にいたからである。河竹新七の名は暫らく立ってか....
明治劇談 ランプの下にて」より 著者:岡本綺堂
として、鶴屋南北その他の連名が記入されているから、ここに初めて「四谷怪談」はその立作者たる鶴屋南北の作であることが見出だされるのである。こういうわけで、普通の番....