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立塞がる
「立塞がる〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
立塞がるの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「歌行灯」より 著者:泉鏡花
身軽に銚子を運んで寄る。と亭主驚いた眉を動かし、 「滅相な。」と帳場を背負って、
立塞がる体に腰を掛けた。いや、この時まで、紺の鯉口に手首を縮めて、案山子のごとく....
「第二菎蒻本」より 著者:泉鏡花
?」 「お宅に染次ってのは居りますか。」 「はい居りますでございますが。」 と
立塞がるように、しかも、遁すまいとするように、框一杯にはだかるのである。 「ちょ....