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立振舞
「立振舞〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
立振舞の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「真景累ヶ淵」より 著者:三遊亭円朝
に身を任せるが多く有りますが、此のお隅は唯無事に勤めを致し、余程人柄の好《よ》い
立振舞から物の言い様、裾捌《すそさばき》まで一点の申分のない女ですから、惣次郎は....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
味噌まで用意して行こうという騒ぎでありました。 その前祝いのために、この妾宅で
立振舞《たちぶるまい》がありました。それはまた、なかなか盛んなる景気でありました....
「黒百合」より 著者:泉鏡花
、鼻筋の通った、眦の上った、意気の壮なることその眉宇の間に溢れて、ちっともめげぬ
立振舞。わざと身を窶してさるもののように見らるるのは、前の日総曲輪の化榎の下で、....
「宝永噴火」より 著者:岡本かの子
戻って朋輩と夕の掃除にかかったときは、手紙の事は全く忘れていた。彼は激しく掃除に
立振舞ううち橘屋からの手紙を床に取落したのを朋輩に拾われてもついに気が付かなかっ....