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立掛ける
「立掛ける〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
立掛けるの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「婦系図」より 著者:泉鏡花
あいよ。」 「へッ、」 と一ツ胸でしゃくって笑いながら、盤台を下ろして、天秤を
立掛ける時、菠薐草を揃えている、お源の背を上から見て、 「相かわらず大な尻だぜ、....
「革鞄の怪」より 著者:泉鏡花
帽も床に落ちた、夢中で引※る。 「革鞄に挟った。」 「どうしてな。」 と二三人
立掛ける。 窓へ、や、えんこらさ、と攀上った若いものがある。 駅夫の長い腕が....
「南地心中」より 著者:泉鏡花
束にして突付けろ。帰れ! 大白痴、その位な事が分らんか。) で、また追立てて、
立掛ける、とまたしても、(待ちおれ。)だ。 (分ったか、何、分った、偉い! 出来....