立田山[語句情報] »
立田山
「立田山〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
立田山の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「阿部一族」より 著者:森鴎外
光貞はのち名を光尚《みつひさ》と改めた。二男|鶴千代《つるちよ》は小さいときから
立田山の泰勝寺《たいしょうじ》にやってある。京都妙心寺出身の大淵和尚《たいえんお....
「夏目漱石先生の追憶」より 著者:寺田寅彦
の家へ通ったものである。そのころはもう白川畔の家は引き払って内坪井に移っていた。
立田山麓の自分の下宿からはずいぶん遠かったのを、まるで恋人にでも会いに行くような....
「白い道」より 著者:徳永直
ずねていったが、いまはそれもできなかった。町はずれへでて、歩きまわるうち、いつか
立田山へきていた。百メートルくらいしかないけれど、樹立がふかくて奥行のある山であ....