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「立葉〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

立葉の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
大菩薩峠」より 著者:中里介山
する。こちらのは薄荷《はっか》だ。こいつはそれ、何とかいったな、二年目に出来た茎立葉《くきたちは》を花時の初期にとって乾燥して置くと、心臓病によく利《き》くあれ....
五重塔」より 著者:幸田露伴
た人の耳に徹しぬ。 紅蓮白蓮の香ゆかしく衣袂に裾に薫り来て、浮葉に露の玉|動ぎ立葉に風のそよ吹ける面白の夏の眺望は、赤蜻蛉菱藻を嬲り初霜向うが岡の樹梢を染めて....