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立詰め
「立詰め〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
立詰めの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「新世帯」より 著者:徳田秋声
から新川へ奉公して、十一年間|苦役われて来たんだ。食い物もろくに食わずに、土間に
立詰めだ。指頭の千断れるような寒中、炭を挽かされる時なんざ、真実に泣いっちまうぜ....
「足迹」より 著者:徳田秋声
していないこともなかった。お酉さま前後から春へかけて、お庄は随分働かされた。一日
立詰めで、夜も一時二時を過ぎなければ、火を落さないようなこともあった。脚も手も憊....