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立込み
「立込み〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
立込みの前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「鬼涙村」より 著者:牧野信一
もわれもと踊手の数を増すばかりで、終《つ》いには円陣までもが身動きもならぬほどに
立込み、大半の者は足踏のままに浮れ呆《ほう》け、踊り痴《ほう》けていた。――その....
「歌行灯」より 著者:泉鏡花
、お気の毒さまでござります。狭い土地に、数のない芸妓やによって、こうして会なんぞ
立込みますと、目星い妓たちは、ちゃっとの間に皆出払います。そうか言うて、東京のお....
「薄紅梅」より 著者:泉鏡花
す。……晩方でございましょう。変に暗くて気味が悪し、心細し、といいますうちにも、
立込みまして、忙しくって不可ませんと申しましたら、お笑いなさいましたんでございま....
「粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)」より 著者:三遊亭円朝
尊顔を拝したいね、あなた」 若「ヘエ、これは何うもお淋しゅうございましょう、生憎
立込みまして、花魁は只今じきおいでになりましょう」 客「成程明方までにはお廻りに....