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「立飲み〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

立飲みの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
鳥料理」より 著者:堀辰雄
ない 私はとうとう奪い去るのは諦《あきら》めて その壜の口を抜き、がぶがぶそれを立飲みし出す 私は見る見るそれを飲み干して行く それは何ともかんとも云えないほど....
孔乙己」より 著者:井上紅梅
休みや夕方の手終いにいちいち四文銭を出しては茶碗酒を一杯買い、櫃台に靠れて熱燗の立飲みをする。――これは二十年前のことで、今では値段が上って一碗十文になった。―....