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竜天
「竜天〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
竜天の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
なるは、その形蛇に似たから名づけたらしいが、ギリシアの神誌にヘラクレスに殺されて
竜天に上りてこの星群となったというと。熊楠いわく、インドでも〈柳宿は蛇に属す、形....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
こにおいて黒雲|掩《おお》い闇夜のごとし、白雨《はくう》降り車軸の似《ごと》し、
竜天に升《のぼ》りわずかに尾見ゆ、ついに太虚に入りて晴天と為る」。誰も知るごとく....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
に下り化して魚となったのを予且《よしょ》という漁者がその日に射|中《あ》てた、白
竜天に上って訴えると、天帝その時汝は何の形をしていたかと問うた、白竜自分は魚の形....
「東洋文化史における仏教の地位」より 著者:高楠順次郎
す。西を見れば西に去る所を知らず、東を見れば東に去る所を知らず、見渡す限り十萬白
竜天に朝する勢を為して走っている一大山脈である、これをインド人は世界の背梁骨だと....