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竜象
「竜象〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
竜象の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「邪宗門」より 著者:芥川竜之介
》。ただ今もその方が申す如く、この御堂《みどう》供養の庭には、法界《ほっかい》の
竜象《りゅうぞう》数を知らず並み居られるには相違ない。が、鼠に抛《なげう》つにも....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
昧《しゅりょうごんざんまい》に入ると竜に事《つか》うるもの象に事うるものの眼には
竜象と見え兎神に事うるものは仏を兎形に見るとあるから、察するにその頃インドに兎を....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
端|毎《つね》に必ず諸天神とともに、諸竜が仏を守護聴聞する由を記し、仏の大弟子を
竜象に比したで知れる。『大方等日蔵経』九に、〈今この世界の諸池水中、各《おのおの....