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「童僕〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

童僕の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
十二支考」より 著者:南方熊楠
復さん事を切願すれど与えず、髪を小豆納《あずきいれ》の壺中に蔵《かく》す。爾来彼童僕となって田作す、そのうち主人小豆|蒔《ま》くとて、童をして壺《つぼ》より取り....
三国志」より 著者:吉川英治
、内心は静かとも見えなかった。 階下の家臣に向って、 「事の明白となるまでその童僕は府内のどこかへ匿まっておけ。なお、この事件については、一切口外はまかりなら....
私本太平記」より 著者:吉川英治
帝のお口にされる朝夕の供御には、いちばい細かい心をつかった。妃の廉子は配所仕えの童僕、金若という者へ、いちいち「これを喰べてごらん」と、毒味をさせてからでないと....