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童歌
「童歌〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
童歌の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
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「三国志」より 著者:吉川英治
死 |黄夫当立 |歳在 天下大吉 という宣文を書き、党の楽謡部は、その宣文に、
童歌風のやさしい作曲をつけて、党兵に唄わせ、部落や村々の地方から郡、県、市、都へ....
「三国志」より 著者:吉川英治
さまして、しきりと、耳をそばだてている。 ――遠く、深夜の街に、子どもらの謡う
童歌が聞えた。 青々、千里の草も 眼に青けれど 運命の風ふかば 十日の下は 生き....
「三国志」より 著者:吉川英治
わくば、ご教示を垂れたまえ」 「ちかごろ諸方でうたう小児の歌をお聞きにならぬか。
童歌はこういっている…… 八九年間ハジメテ衰エント欲ス 十三年ニ至ッテ孑遺無ケン....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
茶なとひとついかがでございますか」 「もらおう。ところで、あの門前でうたっている
童歌は」 「お耳ざわりでございましたか」 「いや何、古い里歌でもなさそうなと思っ....