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「端切れ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

端切れの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
審判」より 著者:カフカフランツ
。疲れていたので、すわろうと思い、また伽藍にはいってゆき、階段の上に小さな絨毯の端切れのようなものを見つけて、爪先でそれを近くの長椅子まで引っ張ってゆき、外套に....
チベット旅行記」より 著者:河口慧海
が、長さ二間ばかり太さ五、六寸ほどの柳の棒を提げて見廻りに出かけて来る。その棒の端切れが向うの方の隅へでも見えると、今まで鼻唄を謡ったり喧嘩をしたり腕押をして居....