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「端書き〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

端書きの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
源氏物語」より 著者:紫式部
を絵に描いた物を引き出して退屈しのぎにしていた。古歌などもよい作を選《よ》って、端書きも作者の名も書き抜いて置いて見るのがおもしろいのであるが、この人は古紙屋紙....
源氏物語」より 著者:紫式部
悪くなってきているのに」 こう言って、宮はそのまま横におなりになった。 「この端書きがあまりに身にしむ文章なんでございますもの」 小侍従は衛門督の手紙を拡げ....
夢は呼び交す」より 著者:蒲原有明
『八重桜』といった。鶴見が受合って、印刷させて、和綴の小冊子が出るようになった。端書きも添えておきたいという。鶴見が代筆をして、一枚ばかり俳文めいた文章を書いた....