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「端板〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

端板の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
海に生くる人々」より 著者:葉山嘉樹
らく息を詰めて、死のような沈黙の中へ落ちて行くのだった。藤原は、ボーイ長の寝床の端板にもたれかかって、ボーイ長の顔をのぞき込んだ。けれども、見えなかった。一つの....
不動像の行方」より 著者:田中貢太郎
した。不動の木像を乗せた台が倒れて木像のみは依然として立っていた。手燭の光は台の端板へ斬り込んだ監物の刃の痕を照らした。 「どうなさいました」 臣は不審して監....