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競争的
「競争的〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
競争的の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「鮨」より 著者:岡本かの子
押し寄せて来る、知識的な空気に対して、この点では両親は期せずして一致して社会への
競争的なものは持っていた。 「自分は職人だったからせめて娘は」 と――だが、そ....
「明治劇談 ランプの下にて」より 著者:岡本綺堂
と新富との二座に限られた形で、前者は団十郎、後者は菊五郎と左団次とを本尊として、
競争的に興行をつづけることになっていたが、後者の方が俳優の顔触れが賑やかであった....
「無名作家の日記」より 著者:菊池寛
れは考えてみても、淋しいことに相違なかった。俺は、東京にいて、山野や、桑田などと
競争的になるのが、不快で堪らなくなった。彼らから間断なしに受ける、不快な圧迫から....
「染吉の朱盆」より 著者:国枝史郎
「十年前の出来事じゃァねえか」 「ところがお前そうじゃァないんだ、俺等の仲間で
競争的に、その謎解きにかかっているのさ」 「へえ、そいつァ物好きだなあ」岡八一寸....
「右門捕物帖」より 著者:佐々木味津三
犯罪があったと知ると、その大小を見きわめず、かたっぱし手を染めて、しきりと右門に
競争的態度をとってまいりました。しかし、われわれの右門はそんなことに動ずる右門で....
「荒磯の興味」より 著者:佐藤惣之助
と、天然の水族館のようで興味はあるが、いざ釣となると、魚はその本性に還って、より
競争的に餌を求める。釣友大久保鯛生君は八丈島から伊豆の荒磯に潜水し、よく魚の習性....
「踊る地平線」より 著者:谷譲次
女房たちである。これらの低い、それだけまた妙に真剣な人たちのうえに、ひとつの変に
競争的な空気が漂って、青い空の下、黒い建物に挟まれて数えきれない女の顔が凝然とい....
「現代日本の思想対立」より 著者:戸坂潤
ソヴェートの研究所など)、最近発明された電気的送像器(アイコノスコープ)の研究に
競争的だ。その完成はテレヴィジョンの一般実現を容易にするからだ。電磁波の研究で、....
「思想と風俗」より 著者:戸坂潤
験そのものではなくて、一定の階級的入学志望制限統制を社会的に施しておいた上で自由
競争的な入学試験をやることから生じる色々の結果にあるのである。と云うのは例えば、....
「社会時評」より 著者:戸坂潤
験そのものではなくて、一定の階級的入学志望制限統制を社会的に施しておいた上で自由
競争的な入学試験をやることから生じる色々の結果にあるのである。と云うのは例えば、....
「満韓ところどころ」より 著者:夏目漱石
ら苛《ひど》い目に逢《あ》う。橋本と余は、勢いよく浴衣《ゆかた》を抛《な》げて、
競争的に毛脛《けずね》を突込《つっこ》んで、急に顔を見合せながら縮《ちぢ》んだ事....
「土から手が」より 著者:牧逸馬
たように大見得を切っているのがある。何んな騒ぎだったか、そして又、協力的に、実は
競争的に手を着けて、いま完全に警察に鼻を明かされた憲兵隊や軍部が、如何に口惜しが....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
の文学が、例外をのぞいて、そうなるのね。世智辛い世の中では文壇的特色の発揮に生存
競争的な熱意をもっているのですから。文学のためというよりもね。勉学、勉学、よ。
....
「源氏物語」より 著者:紫式部
それに新婚者の女二の宮が派手な御賀をおささげになった時に、老人の妻であるあなたが
競争的に出て行くのは遠慮すべきだと思いましたよ。十一月はあなたのお母様の忌月でし....
「源氏物語」より 著者:紫式部
ちも参会した。派手な誦経の寄付が大臣からもあった。寄付はまだほかからも多く来た。
競争的にこうしたことをするのが今日の流行である。 宮はこのまま小野の山荘で遁世....