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競望
「競望〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
競望の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「四条畷の戦」より 著者:菊池寛
た武士は、元来勲功の賞に与らん為のみであるから、乱後には忽ち幾千万の人々が恩賞を
競望して居る。然るに公家一味の者の外は、空しく恩賞の不公正を恨み、本国に帰って行....
「中世の文学伝統」より 著者:風巻景次郎
。京都の中にいて、水の漏れるような隙を鵜の目でさがしつつ、儕輩を押し仆して官位の
競望に憂き身をやつした中流公家の心労からは、生れ出ることのない大慈悲心である。そ....