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竹内栖鳳
「竹内栖鳳〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
竹内栖鳳の前後の文節・文章を表示しています。該当する14件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「今日の文学の鳥瞰図」より 著者:宮本百合子
本年の建国祭を期して文化勲章というものが制定された。これは人も知る如く日本で始めてのことである。早速絵では
竹内栖鳳や横山大観がその文化勲章を授与され、科学方面でも本多博士その他が比較的困....
「矛盾の一形態としての諸文化組織」より 著者:宮本百合子
来ない開きがある。本質上の矛盾がある。アカデミーによって日本最高の芸術と云われる
竹内栖鳳の五匹の蛙が五千円というような絵や「新日本文化の会」で中河与一氏、保田与....
「『キング』で得をするのは誰か」より 著者:宮本百合子
をつくろう等という考えは起さず、壁の穴へは、色紙一枚に雀一羽描いて何百円とかとる
竹内栖鳳などというブル絵描きのあやしげな複製でもおとなしくはりつけて、気をまぎら....
「獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
(仕事の)いろいろの絵の展覧会がありますが、ひまがなくて。つい時間がおしくて。今
竹内栖鳳やその他無カンサ組の文展招待展というのも別コにあって、殆どどれがどれやら....
「三人の師」より 著者:上村松園
生懸命に、たった一人の女の画人として研究にはげんでいったのである。 菊地芳文・
竹内栖鳳・谷口香※・都路華香などという一流画家を門下に擁して楳嶺先生は京都画壇に....
「赤げっと 支那あちこち」より 著者:国枝史郎
い風景でも又初めて見る風景でも無く既に以前に於て幾回となく見た風景だった。即ち、
竹内栖鳳、橋本関雪等の日本第一流の画伯の、渡支帰朝土産の絵画に於てさ! それら....
「芸術と数学及び科学」より 著者:三上義夫
しれない。大体においては、そういう傾向もあるであろう。 現にわが国には美術界に
竹内栖鳳等を初め多くの有力な巨匠があるが、これらの美術大家が数学なり、他の科学な....
「浮世絵画家の肉筆」より 著者:上村松園
葛飾北斎のものなどは、版画物にさえまで劣らぬ調子のいいのがあったようです。中には
竹内栖鳳先生の御出品だと思います、北斎筆の、鏡の前の女などは、その筆致と申し色彩....
「画筆に生きる五十年」より 著者:上村松園
の頃、松年先生からいただいたものです。その後、幸野楳嶺先生に師事し、先生の歿後、
竹内栖鳳先生を師といたしました。 一山のスケッチ帳 人物画は、江戸絵....
「棲霞軒雑記」より 著者:上村松園
ぶ。私はあまり人様と交際もしないで画室に籠城したきり絵三昧に耽っているので、師の
竹内栖鳳先生が、 「まるで仙人の生活だな。仙人は霞を食い霞を衣として生きているか....
「随想」より 著者:上村松園
六ヶ年間松年画塾にいて、十九歳の年に明治二十六年、楳嶺先生の塾へも通ってその後に
竹内栖鳳先生の御訓導を受けた。新機軸への開拓に深く印象づけられて、幸いにも今日あ....
「今日になるまで」より 著者:上村松園
私の師匠は鈴木松年先生が最初で、人物を習い、次に幸野楳嶺先生に花鳥を習い、次に
竹内栖鳳先生に師事しました。また十九の頃漢学も習い始めました。その時分の京都では....
「料理一夕話」より 著者:北大路魯山人
かつおぶしにも昆布にも種類があり、良否があり、取り方にも口で言えないコツがある。
竹内栖鳳は、門人に教えて、出来るだけ丁寧に写生をすること、それから出来るだけ筆を....
「日本の頭脳調べ」より 著者:戸坂潤
して現役の大物であることに於て、正に適切だと云わねばならぬ。日本画家の横山大観、
竹内栖鳳も動かぬ処である。洋画家で藤島武二と岡田三郎助の両氏もまず洋画から選ぶと....