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竿釣
「竿釣〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
竿釣の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「幻談」より 著者:幸田露伴
で以《もっ》て釣っていては興も尽きるわけですから、話中の人は、川の脈釣でなく海の
竿釣をたのしみました。
竿釣にも色※ありまして、明治の末頃はハタキなんぞという釣も....
「荒磯の興味」より 著者:佐藤惣之助
る。十二月から翌年の二月へかけて、伊豆方面のブリ、ブダイ、イズスミ、クシロなぞの
竿釣が行われ、初夏にはクロダイ、夏にはメイジダイ、ヒラマサ、秋も略同様なものが、....
「世間師」より 著者:小栗風葉
の、土管焼の井筒が半分往来へ跨がった井戸傍で、私はそこに投りだしたブリキの金盥へ
竿釣瓶の水を汲みこんで、さて顔を洗いながら朝飯の当を考えた。この空腹で午まで通そ....