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笠石
「笠石〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
笠石の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「不尽の高根」より 著者:小島烏水
森厳に行列している。その前列の石燈籠は、さまで古いものとは思われないが、六角形の
笠石だけは、奈良の元興寺形に似たもので、掌を半開にしたように、指が浅い巻き方をし....
「静岡地震被害見学記」より 著者:寺田寅彦
の石燈籠を発見して、どうも不思議だと思ってよく調べてみたら、台石から火袋を貫いて
笠石まで達する鉄の大きな心棒がはいっていた。こうした非常時の用心を何事もない平時....