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笠鉾
「笠鉾〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
笠鉾の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「右門捕物帖」より 著者:佐々木味津三
と弁慶に烏万燈《からすまんどう》の引き物、麹町《こうじまち》十一丁目は例のごとく
笠鉾《かさほこ》で、
笠鉾の上には金無垢《きんむく》の烏帽子《えぼし》を着用いたし....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
国神明帳』には従五位下伯太椿社を出す。山茶の木を神として祀ったらしい。 祭礼の
笠鉾《かさぼこ》などに鶏が太鼓に留まった像を出し諫鼓《かんこ》鳥と称す。『塵添※....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
い」 「いよいよ以ておいとしゅうございます、春や昔というところでございますねえ、
笠鉾《かさほこ》の下でお文《ふみ》を読んでおいでなさる覆面のお姿が眼にちらついて....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
げられるのを嫉《そね》んだり、たまにおいらんの通るのを見て口をあいたりしながら、
笠鉾《かさほこ》の間を泳いでいましたが、 「おやおや、ありゃあ、たしかに見たこと....