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「第一人称〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

第一人称の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
天皇陛下にさゝぐる言葉」より 著者:坂口安吾
うプラカードが現れた原因は、タラフク食っているという事柄よりも、朕という変テコな第一人称が存在したせいだと思っており、私はそのことを、当時、新聞に書いた。 私....
京鹿子娘道成寺」より 著者:酒井嘉七
に変じるため、造りものの鐘にはいったまま、無人の内部で、何者かのために殺害され、第一人称にて記された人物が、情況、及び物的証拠によって、犯人を推理する――という....
日本の近代的探偵小説」より 著者:平林初之輔
、ポーとの類似点がほとんどないことによってわかる。 前掲の三編の小説を通じて、第一人称の主人公があって、明智小五郎という素人《しろうと》探偵がでてくるところは....
えぞおばけ列伝」より 著者:作者不詳
アイヌ説話の特徴の一つは,物語の主人公が自分の体験を自分で語るという――いわゆる第一人称説述体の形式をとることである.ここに紹介する昔話もそれで,若き狩人の兄弟....