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第三紀層
「第三紀層〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
第三紀層の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「河明り」より 著者:岡本かの子
のあるのを見て取った。慎しく語ろうと気をつけている言葉の端々に関東ローム層とか、
第三紀層とかいう専門語が女学校程度の智識でない口慣れた滑らかさでうっかり洩れ出す....
「地図をながめて」より 著者:寺田寅彦
一端がすでに実現されかけたように見える。もしも丸の内の他の建物もだんだんに地底の
第三紀層の堅固な基礎の上に樹立される日が来れば、自然に建物と建物の各層相互の交通....
「雪の武石峠」より 著者:別所梅之助
に、「天下の絶勝、差切新道絵葉書」とあった看板をおもい出して、笑壺に入りながら、
第三紀層の礫岩らしいのを叩いて通った。 またいくつか里をこえてゆくと、橋普請の....