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「筆受〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

筆受の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
渋江抽斎」より 著者:森鴎外
吟稿』一巻が存している。以上は漢文である。 『護痘要法』は抽斎か池田|京水の説を筆受したもので、抽斎の著述中江戸時代に刊行せられた唯一の書である。 雑著には『....
不苦心談」より 著者:森鴎外
稿は私の書いたのを、筆工に写させた。それが印刷所に廻ったのである。原稿を口授して筆受させたのだと云う人があるが、そうではない。誤植や誤写の外に、誤訳がある。誤植....