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「等位〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

等位の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
国語音韻の変遷」より 著者:橋本進吉
て調査すると、この二つの音の違いは、支那字音においては、転の違いか、さもなければ等位の違いに相当する。転および等位の違いは最初の子音の相違ではなく、最後の母音(....
古代国語の音韻に就いて」より 著者:橋本進吉
た、どちらも同じ韻に属するものもありますが、その場合には、多くは『韻鏡』における等位が違います。等位の違いとは何かというと、これはむずかしい問題でありますが、そ....
演技指導論草案」より 著者:伊丹万作
は厳に戒めなければならない。 我々はむしろ仕事の価値観のうえではまったく俳優と等位にあることを信ずべきである。しかしそれにもかかわらず我々はあくまでも自分の仕....
鳴雪自叙伝」より 著者:内藤鳴雪
座が芝居をやっているので、或る日行って見たが、生憎《あいにく》一等役者ではなく二等位の浅尾浅十郎が座頭に片岡松若が若手の花形、それに中村駒之助が客座で加っていた....
獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
シムールダン博士。トルストイは、「戦争と平和」にしろ、事件の大さそのものを性格と等位におき、大事件にかかわるかかわりかたのモティーヴを個々の性格においている。現....