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「等本〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

等本の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
技術の哲学」より 著者:戸坂潤
ての――観念的技術。だから之等のものが実際、本来は何等物質的な技術でなく、即ち何等本来の技術ではないにも拘らず、なお技術と呼ばれているという事実には、充分の理由....
日本イデオロギー論」より 著者:戸坂潤
的哲学とでも云うような哲学を期待する人があるならば、その人は自分が哲学に就いて何等本当の必要を感じていないということをそこに告白しているものに過ぎないだろう。哲....
現代日本の思想対立」より 著者:戸坂潤
之を支持するからなのである。というのは、国民が総体から云ってこの統制に対して、何等本当の抵抗を試みようとしないからなのである。というのは又、別な言葉で云うと、実....
獄中への手紙」より 著者:宮本百合子
云わないのが妙で仕方がありません。世俗の礼儀はすてた世界だのにね。俗人なのね、彼等本心は案外。 きょうこれから、友だちのことをかくのです。私は今有名な友達たち....
『十八時の音楽浴』の作者の言葉」より 著者:海野十三
うな形だった。 僕にいわせるなら、あのとき科学小説時代の約束が反古になるべき何等本質上の理由はなかったと思う。いやむしろ、本質的には、あのとき科学小説が一段と....