等閑視[語句情報] »
等閑視
「等閑視〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
等閑視の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「二十五年間の文人の社会的地位の進歩」より 著者:内田魯庵
は猶お可なれども、社会が往々『大文学はパンの為めに作られず』と称して文人の待遇を
等閑視するは頗る不当の言である。 今日の社会は経済的関係なるが故に、士農工商如....
「霊訓」より 著者:浅野和三郎
が、慈悲は寧ろ人間に近い。 われ等は、かの全然瞑想に耽りて、自己の責務の遂行を
等閑視する、人気取式の神信心を排斥する。神は断じて単なる讃美を嘉納されない。われ....
「俳優倫理」より 著者:岸田国士
っても、またその俳優をふくむ一つの大きな共同作業である演劇全般にとっても、決して
等閑視することのできないものなのです。なにしろ、俳優倫理という問題は、恐らく学問....
「しゃもじ(杓子)」より 著者:佐藤垢石
際し、百姓は働けども働けども忙しい。しかも、働き盛りの青年が、酒をあおって節季を
等閑視したとあっては、荒神さまに申しわけがたたぬであろう。 貴公、今日はこれだ....