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筋道を立てる
「筋道を立てる〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
筋道を立てるの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「次郎物語」より 著者:下村湖人
意見を、内心興味をもって待っていた。 運平老は、しかし、その点になると、論理の
筋道を立てる代りに、相変らす外科手術の比喩を用いた。つまり、なさぬ仲は、人間と人....
「次郎物語」より 著者:下村湖人
馬田は下品ではあるが、頭はそう悪い方ではない。自分の理窟に曲りなりにも一通りの
筋道を立てるぐらいなことは、十分出来る生徒なのである。 次郎は、自分が一番心配....
「秘密」より 著者:平林初之輔
面倒な仕事であるし、読者にも退屈だろうと思うが、ほんの二三枚だけ、どうしても話の
筋道を立てるに必要已むを得ない骨子だけは省くわけにゆかない。 昨日《きのう》、....