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筝
「筝〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
筝の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
家元篠塚文寿の門に入り、十三歳にして名取《なとり》となる。踊りのほかに太鼓、鼓、
筝、三絃にも妙を得て、その上に類稀《たぐいま》れなる京美人ということがあったから....
「古い暦」より 著者:長谷川時雨
お家のずっと後の方で現今《いま》小道路《こみち》になっているあたりに門があった。
筝曲《そうきょく》の朱弦舎浜子《しゅげんしゃはまこ》の住居や、その隣家の宮原氏邸....
「紫式部」より 著者:長谷川時雨
もある。 それは、朱絃舎浜子の爪音《つまおと》が、ちょっと、今の世に、類のない
筝《こと》の妙音であること、それは、古《いにしえ》から今にいたるまでも、数少ない....